風俗

伝えることも出来なかった失恋

高校生の頃にもなれば、周りはカップルがどんどん増えていました。
どうやったら、好きな人と付き合えるのか、可愛く見せることが出来るのが、オシャレや学校にバレない程度のメイクで自分を着飾る毎日。
だけれども、大人しい自分は自信が持てずにいました。
そんな私にも、一学年上の校内でも結構イケメンと有名な先輩に恋をしていました。
恋したきっかけなんてささいなことでした。
具合が悪く、保健室にいたときに、その先輩がいたのです、保健室で座って熱を計っていると「大丈夫、顔赤いよ」そう言って、私の額に手を当ててきました。
男の子とまともにしゃべることのない私ですから、もお、ドキドキです。
それから、学校では先輩を目で追うようになりました。
だけど、話しかけるなんて出来ません。
保健室の出来事なんて先輩も覚えている訳もなく、すれ違っても向こうから話し掛けてくれるなんてことはありませんでした。
そして、ついに見てしまったのです。
学校帰り、仲良さそうに素敵な女の人と手を繋いで歩いているのを。
結局、ただ見ているだけで、何も伝えられないまま失恋しました。
今となってはいい思い出です。